マリーローランサン展 図録 sorriso carino https://sorrisocarino.com/wp-content/uploads/2023/08/DSC_62102-scaled.jpg

マリー.ローランサン展

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portrait of Mademoisell Chanel

名古屋市美術館で開催されている、マリー.ローランサン展。先月伺いました。

淡くて柔らかいパステルカラーで描かれた絵画達が、世の曖昧さを肯定するかのように、柔らかな空気が空間を包んでいました。

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at the circus

ローランサンが、シャネルの絵を描いた事は現代にも語り継がれていますが、(冒頭の絵画)。

もう1つローランサンの息遣いが現代に蘇ったものがあり、それが色遣いなのだそうです。(ガイドで知りました。)シャネルのブランドを引き継いだカール.ラガーフェルドが、ローランサンの絵画の色遣いを参考にして、淡いピンクとグレーの、パステルな色遣いのスーツを発表したのだそうです。

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Chanel by Karl Lagerfeld

同じ時代同じ年に生まれ、同じくパリを代表する女性二人の息遣いが、時代を越えて、現代でもふたたび交差した素敵なエピソードです。

『マリー.ローランサンは、今から100年前のパリ(1920年代)で活躍した画家。その頃同じくパリで活躍したデザイナー、ガブリエル.シャネル。共に同じ1883年生まれの女性が、大きな戦争を終えた後、街に華と活気をもたらしたことから、当時から時代を象徴する女性として、現代に至っても鮮やかに人々の胸に刻まれている。』

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Nicole Groult and Her Two Daughters Bunoite &Marion

もうひとつ、印象に残ったガイドは、シャネルは、ローランサンに自分の絵を描いてもらいますが、ローランサンの描く女性の絵のタッチはやさしい感じのする描き方。シャネルは自分のイメージと違うと気に入らず絵を受け取ろうとしませんでしたが、一方マリーローランサンも、描き直す事はしませんでした。 

受け取り手によって感じ方はさまざまだとは思いますが、どちらの思いも尊重したくなるような、とても美しいエピソードに感じられました。

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ジャンヌ.・ランバン、シャネル、ポール.ポアレ、時代の変化とドレス達

ジャンヌ.・ランバン、シャネル、ポール.ポアレ、時代の変化とドレス達。

時代とともに移ろうものと、それぞれが大事に思うものや世の中との折り合い、強さと華やかさと曖昧さに美しさを感じたお時間でした。

『マリー.ローランサン展』 9月3日(日)まで名古屋市美術館にて開催中のようです。

名古屋市美術館のホームページ↓

名古屋市美術館 – 芸術と科学の杜・白川公園内 – Nagoya City Art Museum

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図録も美しくて購入。最近お仕事用の作業机を、子供用に作られた遊び心のあるものに変えたので、そこでこちらのローランサンの図録を眺めると、また違った味わいも感じられます。

“マリー.ローランサン展” への1件のコメント

  1. נערות ליווי במרכזのアバター

    I needed to thank you for this excellent read!! I certainly enjoyed every little bit of it. I have got you saved as a favorite to check out new things you postÖ

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