窓の外は雷雨
.
ゴロゴロどっかーん
もの凄い音だ
.
大きな音に弱い仔達
きっと怖がってる
.
すぐには帰れず
だけど
できるだけ早く家路へ急ぐ
.
「ただいまあ」
.
「ベイビー?」
「テンテーン?」
『. . . . . . . .』
.
(いきてる よ ね、、)
シーンと静まり返ったお部屋へ入る
.
「えっ?ええええっっ?」
モソ モソ
もしょ もしょ
.
「お ん せ ん?」
” ソファーが温泉になっていた “
気持ちよさそうに嬉しそうに
スポンジのお湯に浸かりながら
.
キョトンとした目で
一瞬
目が合う
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二人は私の顔を見て
温泉から飛び出てきた
.
没頭していて、今気がついたのだ
.
「ただいま」
.
ハグ
「も~〜ッ!」
ハグ ハグ ハグ
.
君たちがたのしくしていたならよかったあ
ソファーが温泉になったなんてすごいよ
.
「温泉入っていい?」
.
温泉につかっていたら
二人が頭に
タオルをちょこんとのせてくれた
.
「あ~」
「いい湯だなあ」
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