まままが嬉しそうに
僕たちがプリントされた
Tシャツを着て
お風呂あがりの炭酸水をのんでいる。
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まままはTシャツの僕たちを愛おしそうに
触りながら、
“”ワン吉グッナイ わんズ きっち♪“”
“”あしたはワン吉 踊りだす だす“”
“”グッモーニンワン吉! わん ワン吉ッズ♪“”
“”オー. レー!“”
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あまり耳にしたことのない
歌を鼻歌のように歌っている
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僕らは、
時々リズムと、
そして、字余りでテンポのずれる
その歌を、
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最初から最後まで
聞きながら、
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まままと一緒にベットに
ねころぶ。
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1分ぐらいだろうか、
まままの鼻歌が寝息にかわる。
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…
….
〜リンリンリン♪ 〜
〜wake up♪
wake up♪〜
朝だ。
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まままは起きる気配すらなく、
夢でもみているのか、
うっすら笑っている。
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〜リンリンリン♪ 〜〜
〜wake up♪
wake up♪〜〜
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音がさらに大きくなる。

ぼくは、いつものように目覚ましをとめて、
まままのほっぺにちゅーをする。
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まままが目覚める。
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僕たちのTシャツを
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まままが
まだ着ていないときからの、
僕の毎日の日課だ。
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『おはよう』
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今日もいい朝だ。

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