季節の移り変わりを肌で感じながら、
空気の変化にも美しさを感じる頃。
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本日は和食作法講座のお写真と共に
お着物の美とお稽古事の楽について。
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日本の文化的お稽古事は、日々に根ざしていて、
辞めない限りは一生続いていくものでもあるので、
歯を磨くように、如何にしている感なく
日常の一部にできるかが、
気楽に楽しく続けられる秘訣でもあります。
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なので終わりのないお稽古事をされる方は
年の初めにルーティンなどを言葉にして
決めてしまわないことや、
自分で決めたルーティン的な事に逆に縛られてしまう方は、
ルーティンを作らないことや増やさないこと、
自分にとって大切な事だけに絞っていくことで、
意外と自分ににとって大切な事や必要な事は
日々に溶け込んで、いつの間にか自分の一部になっていたり、
自分を信じていく力の一つにもなっていきます。
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他の事もおもいっきり楽しむ為にできるだけ身軽に
気楽に気楽に!
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ご受講生さんが、関西でお着物学校の校長先生を
されているお二人でしたので、
ほぼ毎日、お洋服を着るように
お着物をお召しになっているようです。
そしてお着物を着ているほうがお洋服より
楽なのだそうです。まさに日々との一体ですね。
空気を纏うようにお着物を召されていました。
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所作や礼儀作法、立ち居振る舞いなどもそうですが、それ自体が
メインではなく、一番大切な事に集中するために、
空気のようになることがお稽古の本質です。
名古屋の料亭、賀城園さんのお庭とお着物美。素敵ですね。
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今の時期は、お着物好きな方達にとっても
お出かけしやすい季節になってきましたね。
日本の文化、お着物の美を応援するものの一人としても、
益々の繁栄を願って。
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どうぞ素敵な秋の日々をお過ごしください。
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鯛の塩焼きのお箸さばきとお懐紙
:(通常の和食作法講座では、お越しいただいてから
一緒に和装のお稽古着に着替えて、お稽古をするので
和服でお越しいただかなくても大丈夫です。)
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