
和食と洋食に共通する、
お食事の作法の本質があります。
綺麗にいただく為、ということよりも、
何故お食事のお作法があるのか?の意味が、
お魚をいただく事からも理解がしやすいので、
今日はその本質について。
お食事は同席する人達と、その場を楽しみながら美味しくいただく事が一番。
今は、企業間の夜間接待などが、
少なくなる一方、
ランチミーティングなどが増えています。
コロナ禍のようなお食事制限が緩和されてきた今、
お食事を介したミーティングが、また増えて来た人達も多いですが、何故ミーティングに、お食事を挟むのでしょうか?
お食事をしている際のその人の在り方にはお人柄が出やすいからともいわれています。会議室でのミーティングだけの短時間では、その、人となりはなかなか分かりづらい為でもあります。

例えばゴルフなどのスポーツも、一番お人柄が出やすいスポーツと言われています。
一日ラウンドすることと、勝敗があるスポーツということから、一日お互い気持ちよく楽しみながらまわれる人か?
自分本位ではないか?自社を上げるアピールをするため、他社を下げたり、悪くいってはいないか?
自己申告にズルがないか?許容力があるか?
怒りがすぐ出やすい人や、人の些細な動きにイライラしやすい人なども、一回のラウンドで分かる場合もあると言われています。
なので、大きな物事や人が動く企業間の会食、などでは、特にお人柄も重視されます。
気心知れたお相手とのお食事とは少し違い、
通訳の必要なお国の人達との会食など、お互いをよく知らないことによって、気の持ちようも違ってくるお食事に関しては、少し工夫することで、今食べているものに集中しすぎることなく、場やお相手のお話に集中できることが、お食事のお作法の一番の本質なのですね。
お魚は、少しずついただいていると、うつむいているお時間が長くなることから、話しかけづらく、場が途切れやすい品目でもあります。
お時間をあまりかけずに、かつ、お皿がぐちゃぐちゃにならず、目の前の人とのひとときを味わい和やかに楽しむ事のひとつを綴ります。

.
.
.
以下の記事から、
お魚が出る場合、左に頭が来る場合がほとんどですが、今回はお箸編と、右バージョンのカトラリー編、お箸の場合とカトラリーの場合をお写真で載せてみたいとおもいます。


お皿とお魚の色が同化していた為、お箸バージョンに、黒い敷紙を敷きました。
お汁がでるものに敷紙が敷いてあることはほぼないです。
(たまに塩焼などに敷いてあることもあります。)


頭の下とエラ部分、背骨に沿って、お箸、カトラリーで切り込みを入れ、エラはあらかじめはずしておきます。
小骨や、切り分けたエラなどは、スペースがあり、かつ、次からのカトラリーの運びに邪魔にならない上の部分に纏めていきます。


骨と身の間にカトラリーをそわせて、上下半身ずついただきます。
その際、お皿のお魚の下部分にスペースがあれば、そちらに半身ずつ移動すると、お口に運ぶサイズに切り分けやすいです。


裏返さず、背骨と頭をはずし、裏面も同じように上下半身ずつにわけて、上の半身からいただきます。このときも、手前にスペースがあれば、そこに移動するといただきやすいサイズに切り分けやすいです。


ご馳走様でした。
お作法は、こうしなければならないことでは全く無く、してみたら、楽だった方法や、スマートに、その場に集中できることのひとつで、その場に集中するための、あくまでも脇役の役割をしてくれます。
なので、このように食べなくてはいけないルールはありませんので自由です。もしもお作法にご興味があればですが、試してみてください。
少しずつほぐしていただくより、だいぶ早く楽にいただけます。
あくまでも、その場を楽しむお時間を長くする為に。
.
.
下は和食の場合に、もしもお懐紙があれば、
最後に残った骨などにかぶせておくと綺麗です。


、
、

コメントを残す